太陽

仕事の繁忙期も落ち着き、今日は久々に空が明るいうちに会社を出ることが出来た。

家に着き、帰り道のスーパーマーケットで買った安ものの白ワインを開け、夕焼け色の空を眺めながら一息つく。



この1ヶ月は、肉体的にも精神的にもしんどかった。

仕事場でのミスやストレスな出来事が続いたり、寝不足で体力も落ち、気分的にもすっきりしないもやもやした日々だったのだ。

振り返ってみると、毎年この時期は、何となく心身ともに低空飛行になる気がする。

以前、大学の先輩でもあった友人が、

「毎年、誕生日前の数週間は、バイオリズムが下がるんだ」

と言っていたのを思い出す。

バイオリズムや運勢うんぬんはよくわからないが、確かに一定のタイミングを伴って、心身ともにダウンする時期が来る気がする。

この40年を振り返っても、年がら年中、毎日を肉体的にも精神的にも絶好調で過ごせる訳はなく、波があるということは分かっている。

いいことがある分、そうでないこともやってくる。

どちらも永遠に続くものではなく、波のように順繰りにやってくるのだ。

そう考えると、こんな心身ともに低空飛行の状態も今だけであって、またのぼり調子になれる気もしてくる。

その時が来るまで、今は槇原の『太陽』でも聞きながら(オカマ)、この雨雲が去って太陽がまた顔を出すまで、辛抱しろってことね!?

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ワイングラス片手に、ふと携帯のカレンダーをみる。

30代後半を、"健康優良男児"の40歳になるべく日々を過ごしてきたが、それもあと10日で終わりじゃないのよ!

10年前、サンフランシスコの道端でであった同じ大学の後輩でもある台湾人の若造君に、

「先輩、40才で亡くなります!」

などと、いわれたが、

そんな気配は一切なく、30代残りの10日を無事に過ごせる気がしている。

40代へのカウントダウン開始だわよ!

飲むわ!

(毎日更新できるかすら!?)





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