2016年7月27日

リラの咲くころバルセロナへ ②

================

前回までのおはなし
リラの咲くころバルセロナへ ① - リスボン編

================

「あんた、ポルトガル行くのよね? この間の『世界ふしぎ発見!』は観たの?! 観てないなら、絶対観てから行くべき! ポルトガル特集だったわよ!」

今回の旅行の出発直前に、オカマ友達のY子が騒ぎ立てる。 日本にいた頃は、黒柳徹子大先生とマッチョ草野仁キャスターの対決が好きで「世界ふしぎ発見!」はよく観ていた。ネットで探して観てみると確かに「ポルトガル 海洋王国の遺産」特集とある。

番組によると、リスボンから電車で1時間弱のところに、中世ヨーロッパの宮殿や城跡が集まるシントラという街があり、ユネスコの世界遺産にも登録されているという。

こりゃ、このシントラって街に行って、"ミステリーハンター"してこなきゃだわね?!

--------------------------------------------
リスボン2日目。朝早くに起きて駅に向かい、電車でシントラに向かった。

1時間弱でシントラに到着。シントラ駅前からムーア城壁・ペーナ宮殿行きのバスに乗り込む。

ムーアの城壁。ドラクエ感!

ペーナ宮殿。ディズニーランド感!

レガレイラ宮殿の洞窟。ミステリーハンターを気取るあたし。

思い返してみると、前回ヨーロッパへ旅したのが、統一通貨のユーロが開始される前だったから、20年近く前になる。その時はイタリア、オランダ、フランスを鉄道で周った。若かったわ~~~。

当時、沢木耕太郎の「深夜特急」を読んでは、世界一周の旅を夢見ていた。そういえば「深夜特急」の沢木青年は、ポルトガルでユーラシア大陸最西端に到達して、そのままロンドンへ向かい旅を終えたのを思い出した。

せっかく遥々ポルトガルまで来たんだし!ということで、シントラの宮殿めぐりのあと、老体に鞭打って、西に向かうバスに揺られて1時間。自分もついにユーラシア大陸最西端の「ロカ岬」に到着!

とは言え、霧で、景色も何もなかったわ・・・。
11ユーロ払って、最西端到達証明書を取得!

-----------------------------------------------
日が暮れる前にリスボンに戻り、ディナーのあとは、「ファド」を聴けるという酒場でポルトガルの酒を片手に、ポルトガルの"演歌”を楽しむ。

薄暗い通りにある「ファド」バー。哀愁感漂う夜。

-----------------------------------------------
リスボン3日目は、疲れない程度に観光名所めぐり。

発見のモニュメントには、ヴァスコ・ダ・ガマやマゼラン、
ザビエルの姿も。受験生時代の世界史思い出すわ。

発見のモニュメントのてっぺんからは、4月25日橋が見える。
サンフランシスコのゴールデンゲートとそっくり。

ベレンの塔も世界遺産。

ジェロニモス修道院も世界遺産。
日本にいたころは毎週日曜夜に「世界遺産」観てたよね。

魚好きのポルトガルの人々。足元にも魚。

街中にある、エレベーターに乗ると・・・

美しいリスボンの街が360度見渡せた。
街も人も食べ物も優しい街だ。

さて、夜の9時には、夜行列車でスペインへ出発だ。

続く!





2016年7月24日

リラの咲くころバルセロナへ ①

自分が中学の時だった。

その夏は、バルセロナオリンピックで、部活から家に帰ってテレビをつける度に、あちこちでスペインの美しい景色を映していた。

リラの咲くころバルセロナへ!と光GENJIがローラースケート滑りながら歌い、燃えろバルセロナ!と日出郎大先生が叫んでいた。

青い空と色鮮やかな花。
美しい建物。
日に焼けたいいオトコたち …!(ムフ)

いつの日かスペインを旅することを夢見ていた。

--------------------------------------------

さて、仕事もやっと山を越し、秋にまた忙しくなるまで一休み。

今年の夏休みはどこにいこうか。
ハワイ、メキシコは去年行ったし、日本も1月に帰ったばかりだ。
どうしよう。

・・・・・・スペイン!
青い空と花の!
美しい建築の!
いいオトコだらけの!(ムフ)
光GENJIと日出郎の!(ちゃう)

というわけで、25年間乙女(なオカマ)が夢見ていたスペイン(とポルトガル)に行くことに!

とはいえ、もう仕事で疲れきってて、綿密な予定を立てる気力もなくて、amazonで「地球の歩き方」を携帯にダウンロードして、リスボン - マドリッド - バルセロナと大雑把に旅程と宿だけ決めて、あとはその時の気分(と体力)に任せていくことにする。(出発前から、既にばばあ感全開)

---------------------------------------------

リスボンの空港からタクシーで15分。airbnbで予約しておいた旧市街の小さな家に到着。

荷物を置いて、まずはさっそく一杯酒やっちゃおかと、近所を散策。

屋根の色の統一感が、ヨーロッパ感。とりあえずビール。

観光客御用達の路面電車。サンフランシスコにも似てるの走ってるがな。

もうすこし丘を登るとサン・ジョルジェ城に到着。ドラクエ感。



出発前に、ネットで下調べをしていた時に、「ポルトガルのメシは最高!」とか「日本人にぴったりの味付け!」とか「ポルトガル飯ならいくらでも食える!」とか書かれているのをあちこちで読んでいたので、食べ物にやったら期待していったあたい。

そして、早速・・・

ポルトガル在住の幼馴染から「鰯がおいしい季節だよ!」と聞いていたので早速食う。
さっぱり塩味で、うみゃい!

ジャガイモと鱈を焼き上げたポルトガル料理。見た目「?」だけど、これはうみゃい!


到着早々飲んだり食ったりばっかで、こんなんじゃ、スペイン・バルセロナに着くころには、体重とんでもないブスになってそ…。明日からは老体鞭打って歩きまわるわよ!と心に誓うアラフォーオカマ。


旧市街アルファマの宿の窓からは満月。どこかで鰯を焼く匂いがしてくる。


続く!


2016年7月14日

この街は戦場だから 男はみんな傷を負った戦士

若人がすなるポケモンGOといふものを、我もしてみむとしてするなり。

------------------
会社の新人男子はハマりすぎちゃって、仕事もせずに社内で携帯片手にふらふらしているし、同僚の旦那はポケモン探しに夜中に近所の公園を散策してるらしいし、今日ランチに行ったフェリービルディングなんかじゃ昼休み中のスーツ姿の男たちがみんな携帯かざしてたわよ!

世間を賑わすポケモンGO、何でそんなにみんなが騒いでいるのか、そんなに面白いんなら試してみようじゃないのよ?(どうせ基本無料でしょ?)と、会社から帰宅後、早速自分もアプリをダウンロードしてみた。

アプリを開くと、自宅近辺のマップが現れたかと思えば、携帯の画面を通して、自分のワイングラスの上に突然ポケモン(?)が?!こら~!ネコババするな~!! (C)ラピュタ



んで、これをどうすればいいの?何が何だかわからないまま、ポケモンはいつの間にかどっかいっちゃったけど、ゲームの目的も進め方も、何だかよーわからんまま!

竜王は?
犯人のヤスは?
ピーチ姫は?

若い頃は、付属の説明書なんて大して読まなくても、「ドラゴンクエスト」も「ポートピア連続殺人事件」も「スーパーマリオ」も、すんなり入り込んで進められたのに、ポケモンGOのこの困惑感はなんだろ。(大体最近のゲームは取扱説明書とか無いし!)

ゲームのゴールはなんなのよ?

いや待てよ。ゲームに限らず、会社の新しいソフトウェアとか電子機器の操作とか、今じゃ誰かに聞かないと、使いこなせないこともあったりするんだけど、もしかしてこれ全部、老化?!若い時はそういうの誰よりも得意だったのに?!

同年代のオカマ友達に至っては、新しく買ったテレビのつけ方すら分からず、数時間奮闘した結果、電気屋に電話して教えてもらう始末…。重症!

ボケ防止の為にも、新しいことにトライしろとは言うけど、こんなんじゃ先が思いやられるわい...

とりあえず、ポケモンGOはもうちょっとがんばってみます。ボケ防止よ!



2016年7月13日

夏の午後

早めに仕事を終えた夏の午後、ずっとサボっていたジムで一汗かいてから、いつものバス停で家へ向かうバスを待つ。

先週は霧がすごくて寒いくらいだったこの街も、ここ数日は夏らしく、こうやってバスを待っているだけで汗をかく陽気。

このまま家に帰るのももったいない気がしてきて、近くでやっているファーマーズマーケットに顔を出してみる事にした。

週末になれば、新鮮な野菜やチーズ(時には味噌も!)を売るファーマーズマーケットを、街のあちこちで見る事が出来るけど、平日毎週水曜日にやっている、この「カストロ・ファーマーズマーケット」は会社帰りにこうやって寄れるのがありがたい。

「兄ちゃん、新鮮手作りパスタ、7ドルのとこ1ドルおまけするから、買ってきな!」

ガタイのいいおっさんの声に負けて、平打ちの生パスタと、その隣の八百屋できれいなオクラが売っていたのでそれも購入。

....ってか、あたい、このパスタとオクラで一体夜メシ、何作ればいいの?

日頃ちゃんとした料理も作らない自分、こういう時にチャチャっとメニューを自分で考えられない。乙女失格だわよ!

というわけで、いつものように携帯で「パスタ オクラ 簡単 レシピ」と検索すると、トマトとオクラの冷製パスタのレシピが出てきた。

今日は暑いし、家にトマトソースもバジルもあるし、試しにこれ作ってみっか!

このレシピがまた料理できないオカマのためにあるような超簡単レシピで、既製のトマトソースを冷蔵庫で冷やしてる間に、パスタとオクラを茹でて、茹で上がったらパスタを流し水で冷やして、適当に切ったオクラと冷蔵庫のトマトソースを混ぜて、パスタにぶっかけるだけ! (C)きのう何食べた?的!

料理はヘタでもどんなに簡単でも、酒のグラスを片手に小野リサのボサノバとかかけながら料理するのは楽しいもの。


こんな適当なのに、食ってみると、なかなかうみゃい!

さっきのガタイのいいおっさんが言っていた「パスタはたっぷりの湯で4分厳守!」を守ったからかすら? それとも新鮮なオクラとバジルのおかげかすら? 

サイドディッシュには、冷蔵庫の奥にあった賞味期限切れ直前の豆腐に、刻んだネギと頂き物の梅ソースをかけて食えば、肉も油も使ってないさっぱり夜メシとは言え、あっという間に腹一杯!

若い時は、こんな暑い日こそ、汗かきながらがっつり焼肉!とかしていたけど、この年になると、うっかりそんな事したら次の日胃もたれ必至。肉よりも、野菜と魚なお年頃。

でも、なんで痩せれないの!?


CASTRO FARMERS' MARKET
Wednesday 4:00pm to 8:00pm
Mar 16 - Dec 14, 2016