2017年7月17日

あの夏を忘れない

日曜の朝、蒸し暑さで目が覚めた。

「なんなのこの暑さは? サンフランシスコの夏って『アメリカで最も寒い夏』ってヘミングウェイか誰かが言ってたんじゃなかったけ?」

と、あまりの暑さにひとりイライラする、更年期目前の中年オカマのあたしよ。

「そうだ! こんなに暑い日こそ、おそうめん食べなきゃだわ」

と、大分前に日系スーパーのニジヤで買っておいたものの、普段の寒さになかなか食べる機会のなかった、「揖保乃糸」のそうめんを引っ張り出す。

実家に住んでいた小中学生の頃や東京で一人暮らしをしていた時も、夏の週末の昼飯は大抵「揖保乃糸」のそうめんだった。

汗をかきながらキッチンに立ち、さてお湯も沸いたしと、この「揖保乃糸」のパッケージの裏側をふと見ると、賞味期限が半年以上前に切れているじゃないの・・・。

「...。   見なかったことにしましょ。死にゃしねーし。」

と、一瞬手が止まったが、気にせず食べることにする。

日本に居たころは、賞味期限が1日切れてるだけで、「あーん!もったいない!」などと言いながら手付かずのものを捨てたりしてたのだが、アメリカに十何年も住んでいると、神経も身体も鍛えられたのか、一年以上経ったものでも気にしない。

そりゃ、久々に会う日本の友達に、

「あんた、昔に比べてだいぶ大雑把になったわよね?」

などと悪態を叩かれる訳だわ。

当時、母が茹でてくれたそうめんは、いつも野菜や海老の天ぷらが一緒で、
暑い日には麺の上に氷を乗せていた。
会社の日本人上司は、揖保乃糸の中でも「黒帯」しか食べないという。食べてみたい!

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とは言え、アメリカに十何年住んでいても、変わらずに今でも慣れずにいるのが英語、特に英語でのパブリックスピーキングである。

「それだけアメリカに住んでたら、英語も現地の人みたいにぺらぺらなんでしょ?」

と、たまに日本であう友達や親戚に聞かれたりするが、実際のところはレストランやバーでものを頼むときに自分の英語が通じないときもあれば、映画やテレビも字幕をつけて観たりすることが多い。

先月の半ばには会社でトレーニングがあり、アメリカ各地にあるオフィスからテキサスに集まって一週間みなでホテルに缶詰になり、ネゴシエーションやプレゼンテーションなどのソフトスキルを学んだのだが、これが本当に地獄だったわよ。

「こんなの日本語だったら余裕なのにねぇ」

などと他のオフィスから来ていた日本人とぼやきあったけど、それでなくても内向的な性格の自分には、一対一ならともかく、人前で英語で話すなどと考えただけでホテルの朝飯が喉を通らない程、胃が痛くなるわけで。

海外に住んでいるブロガーの人たちが、同じように苦労されているのを読んだりすると、「あーん! 分かるわ~~!」と強い共感を覚える自分である。











2 件のコメント:

  1. こんにちは。え〜、今年の夏はサンフランシスコも猛暑なんですね。日本も殺人的な暑さですよ>< もう外に出るだけで体がだるくなる感じです。

    揖保乃糸、個人的にですがおそうめんの中でやっぱり一番美味しいと思います。私も日系スーパーでお手頃そうめんを購入したことがありますが、のど越しがイマイチで結局いつまでも戸棚の中です。そうそう、おそうめんは長く経ったものの方が美味しいと聞いたことがあったのですが、あれは賞味期限を切れたものを食べる時の親の言い訳だったのかもと、samurai sf さんの今日のブログを拝見して怪しんでおります^^;

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  2. ふわりさん、こんにちは。

    ずっとインディアンサマーのような暑さだったのですが、今日の朝からまた寒いサンフランシスコに戻りました。。

    揖保乃糸、美味しいですね。自分も一度浮気をしてニジヤの”お買い得そうめん”を試してみたのですが、結局揖保乃糸に戻りました。

    蕎麦もそうめんもやっぱり日本のものが一番ですね!

    日本は猛暑のようですが、どうぞ熱中症等にお気をつけてお過ごしください。

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