Stand by me

自分が10歳だったクリスマスの日の朝。目が覚めると枕元には、赤い包み紙に包まれた小さなプレゼント。

包み紙を開けると、それは真っ白い箱に入った、数ヶ月指折り数えて待っていた、新しいファミコンのゲームソフトだった。

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それから、30年後。

ここ数週間は、夜中前に仕事から帰り、疲れた身体でビール片手にテレビの前に座り、夜中の2時、3時までゲームに熱中している。

大学を出て社会人になってからは、テレビゲームも卒業したつもりでいたのだが、ネットで見かけたこのゲームの動画に一目ぼれし(?)、次の日には自分への早めのクリスマスプレゼントってことにして、ゲーム機と揃えて購入したあたしよ!

仕事疲れの上にゲームで寝不足で、現実世界では目の下にクマをつくってブスになりながらも、ゲームの世界では、若い男子4人が奪われたクリスタルを取り返すべく、自然あふれる美しい世界を旅する物語に、年甲斐もなくのめり込んでる中年オカマ。


イタリアのような街並みを歩いたり、遠くに見える海の景色を楽しみながら山道を歩いたりしてると、
あっという間に数時間経っちゃう。


30年前の冬休みの間中、母に小言を言われながらも朝から晩まで熱中していた、「ファイナルファンタジー」は、8ビットの画像に電子音だったが、今熱中しているこの「ファイナルファンタジーXV」は、本物の世界を自分で旅しているようなリアルな景色とオーケストラの音楽だ。

自分も着実に年をとったが、ゲームも着実に進化してるわけだわ、と感慨深い。

そして、あの頃ゲームを早くやりたいがために学校の後わくわくしながら足早に家に帰った自分と、残業の後、会社から足早に家に帰る今の自分が重なり、なんだか懐かしくもある。

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ゲームの世界もいいけど、現実世界も旅せねば、ということで、色々考えていた年末の旅行も決まりつつある。

今回の旅は、中年男子4人が失われた若さと青春を取り返すべく、古代エジプトの遺跡を旅する物語だ!(なんのこっちゃ)

年末年始は、初のアフリカ大陸&初のイスラム圏で、馴染みのオカマ仲間と世界不思議発見・ミステリーハンターやってくるど!

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