そんな夜は お風呂にひざをかかえて入り
ここ数週間、サンフランシスコの街は、ずっと寒い日が続いている。
仕事帰りに寒空の下でバスを待っていると、体が芯から冷えてきて、また風邪をぶりかえしそうだ。
そんな夜は、ゆっくり風呂に浸かりたいわぁ、と心から日本の風呂が恋しくなる。
今自分の住んでいる家にも、バスタブは一応ついているのだが、典型的なアメリカスタイルのバスタブで、
浅く、湯をなみなみ張ったとしても、せいぜい上半身が半分浸かるくらい・・・。
浅く、湯をなみなみ張ったとしても、せいぜい上半身が半分浸かるくらい・・・。
肩まで浸かるには、冬季オリンピックじゃないが、ボブスレーの選手みたいな体勢をとらねばならない(中年オカマには到底無理)。
そういえば、この間、同じサンフランシスコにお住いの方のブログをいつものように拝見していたら、
ご自宅のバスルームをリフォームして、日本式の深い風呂を設置したと書かれていた。
自宅で毎日風呂に入れるなんて!!
想像しただけでも、夢のような話だよ!!
想像しただけでも、夢のような話だよ!!
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日本の実家に帰ると、母が毎晩風呂を焚いてくれている。
母が時々、「スーパーで安かったから買いすぎちゃったわ」と、柚子を湯船に入れてくれたりしていると、
心も身体も芯まで暖まってくる。
日本人が長生きなのは、風呂のおかげなんじゃないかね。
日本で久々に会った友達に、そんな話をしながら、
「風呂入ったのなんて、1年ぶりくらいよ~」
などと言ってみたならば、
「あ、あんた、嘘でしょ・・・!?」
とまるで汚いオカマ扱いをされるけれど。(シャ、シャワーは毎日浴びてるのよ???)
日本に住んでいた頃は、会社帰りにオカマ仲間とスーツのまま東京近辺のスーパー銭湯にあちこち寄って、
いいオトコたちを眺めながら、仕事の疲れを癒していたよなあ。
この冬に久しぶりに日本に帰ったときも、
さすがに銭湯めぐりはできなかったが、
さすがに銭湯めぐりはできなかったが、
十津川村で山々に囲まれながら温泉につかり、
高野山でも朝晩お坊さん達と一緒に風呂に入り、
高野山でも朝晩お坊さん達と一緒に風呂に入り、
ボラカイ島のホテルでは、遠くに海を眺めながら部屋の風呂で日に焼けたからだを癒し、
東京のホテルでも、酒を片手に(!)ほぼ毎日朝晩風呂に浸かっていた自分だ(しずかちゃんレベル!)。
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そんなことを思い出していたら、ますます風呂が恋しくなるけど、
今夜もシャワーだけ浴びて寝る!
この間の東京滞在時の風呂。
我が家の風呂ではありません。
我が家の風呂ではありません。
コメント
僕は毎日仕事から帰ってくるとご飯を作る前にお風呂に入っております!齢をとったせいか、やはりこれがないと一日の疲れが取れません。郊外の遠い街ですが、もしよろしければ今度入りに来てください(笑)。
自宅で毎日お風呂に入れるなんて、自分にとっては本当に夢のような世界です。
最近自分も、残業のあと家に帰り、肩こりで体中がぎしぎししていると、「風呂に入れたら、この疲れも癒されるのに~」と夢みている次第です。
今度、お風呂入りに、お伺いします!!!
ほんとうに、どうひっくり返っても、今の環境じゃぁありえな夢です。ここのところ息も白ばむ寒さですよね。これでお風呂には入れたら、心も身体もあったまるのに~、と思いながら、結局シャワーです。
我が家のバスルームは窓はあるものの、換気が悪いので、すぐカビカビになっちゃいます。こっちには日本のようなカビないタイルはないのでしょうかね。