Kinky Boots (キンキーブーツ)

日本に居た頃は、休みの日に時間があると、帝国劇場や四季劇場によく一人でミュージカルを観に行っていた。

アメリカに来てからは、なかなか観たい舞台がこの街に来ないのと、値段がやたら高い(人気の舞台となると200ドル超えたりするのよ)のとで、せいぜい1年に1回くらいだ。

そんな中、前々から気になっていた「Kinky Boots」が、この街に10日ほど来るという。以前ニューヨークのブロードウェイで観たというY子(オカマ)は「あんたオカマなら絶対観て。お願い!」と騒ぐし、LAの友達も「なんか観たら元気でたよ!」という。

"潰れかけの靴会社を、ドラッグクイーンのオカマが救う"なんて、確かにつまんない訳はないわよね...という訳で、水曜日ちょこっと早めに退社して、久々に劇場に行ってきやした!

今回の劇場はゴールデンゲートシアター。ロビーに入ると話が話だけに、ゲイのお兄さんおネエさん達があちこちでピンクの酒を片手に開演前の時間を楽しんでいた。自分もそれに交じって一杯引っ掛けてから開演よ!


物語は上にも書いた通り、英語が聞き取れなくとも問題なしで単純明快。派手な衣装と照明とダンス、それからシンディーローパーの音楽達が、疲れた心を元気にしてくれやした。 (若い役者さん達の女装がいっぱいでてきたけど、みんな綺麗なカラダで、もうババアのあたし目が釘付けだったわ!)

日本でも今年、日本人キャストで上演されるらしい。日本語版はどんな舞台になるのか興味津々。観に行きたいなあ。

テレビ等でゲイが少しずつ市民権を得て、こういったオカマ丸出しの舞台も日本で行われるというのが、嬉しい限りだ。

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