守ってあげたい あなたを苦しめる全てのことから

外出規制がはじまってから、1か月以上が経とうとしているのに、未だにこの生活に慣れぬ自分である。

寝る前に、明日の朝起きれば、

「やだ~。とんでもない悪い夢みてた! パニック映画みたいなやつ!」

と普通の生活のできる世界に戻っていることを願うが、翌朝目を覚まして携帯を覗けば、コロナ関連のニュースであふれ、これが夢でないことを改めて知るのである。

それでも、朝は来るし、腹は減るし、やらねばならぬ仕事もあるし(このご時世、仕事があるだけでもありがたい・・・)、日々は過ぎてゆく。

家に1日中籠って、暗く悲しいニュースばかりを目にしていると、心が鬱々としてくるので、意識して他のことに注意を向けるようにしている。

YouTubeで清水みっちゃんのモノマネやら志村けんさんのコント動画を観たり、

埃をかぶっていた任天堂Switchをひっぱりだしてきて、流行りの「どうぶつの森」をはじめたり、

ネットのレシピ見様見真似で、パンを焼いてみたり(大失敗したがね・・)、

東京に住む長年のオカマ友達たちと、オンライン飲み会をしたり・・・。

(それでも、酒の消費量は確実に増えてるわ!)

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土曜日の朝。

昨年末に東京で行われた、LGBTQ支援音楽イベントが、YouTubeで無料公開されているというので、酒を片手に鑑賞することにする。

松任谷由実やMISIA、前述の清水ミチコも登場するというから、行けるものなら東京まで観に行きたかったものだから、海外からもこうやってネットで見れるというのは嬉しい。

中には当事者の清貴氏やドラアグのパフォーマンスがあったり、清水みっちゃんの手紙の朗読やらモノマネがあったりと、盛沢山の内容である。

イベントも後半に入り、会場が沸く中でユーミンが登場し、「守ってあげたい」を歌うころには、酒もいい感じに回ってきてたからか、"You don't have to worry"とか歌われると、おもわず涙ぐむあたし(ブス)。

そして、ユーミンからMISIAの歌に入ると、10代後半、20代前半の頃、夜の新宿でMISIAの曲に合わせて、オカマ友達とぎゃーぎゃー騒ぎながら踊っていた頃を思い出し(青春!)、またもや涙ぐむあたし(ブス)。

イベントのウェブサイトによると、"コロナウィルスと様々なかたちで向き合っている方々、医療従事者の方々、不安な思いを抱えている方々、皆さんすべてに希望を届けたいという主旨”で公開されていると書かれているが、中年オカマの自分も、見終わる頃には、しっかり元気をもらったのでした。

今夜はユーミン聴きながら、もう一杯飲んで寝るわ!


我が家の窓から見えた虹










コメント

JapanSFO さんの投稿…
いかがお過ごしでしょうか?

LGBTQ支援音楽イベントのリンクありがとうございます。早速じっくりと見させていただきました。なかなかいいイベントですね~。日本でそれもLGBTQ当事者でない一流の歌手が目玉となって、超有名企業がスポンサーになってこんなイベントをやってくれる時代がやってきているのですね。見ていてウルウルしてしまいました。Mishaさんの紅白のレインボーフラッグの感動に近いものを感じることができました。
samurai sf さんの投稿…
JapanSFOさん

自分も自宅勤務より会社で働きたいほうなので、この生活はなかなか辛いものがあります。1日中籠っていると、太陽にあたることもないせいか、眠りも浅く気分もあまりあがりませんね~。SFOさんのブログでSFOさんとDさんの晩御飯をみるのを毎日楽しみにしてます。

まさかユーミンさんやMISIAさんまで参加してくれるとは、自分もウルウルしながら見ていました。(紅白の舞台が虹色になったのもびっくりでしたね!)

カリフォルニアも少しずつ緩和政策に入っていくようですが、どうぞ健康第一でお過ごしくださいませ。