はじめに。

このブログは、アメリカの港の見える街に住む、30歳後半、独身、ゲイ、家なし、洗濯機なし、電子レンジなしの愛と勇気の物語である。

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東京での仕事を逃げ出すように辞めて渡米して、まだ間もない頃。

「この歳で学生してていいの?」「このままやりたい事も、仕事も見つからなかったらどうしよう?」などと、世間の目を気にしつつ、サンフランシスコの街で学生をしながら、漠然とした将来への不安に駆られていた頃。

街角のカフェでオカマ友達とビール片手に無駄話をしていたら、見知らぬアジア人の青年にふと声をかけられた。

「日本人の方ですか? え、僕も東京の同じ大学に留学してたんですよ! 今は台湾に戻りましたけどね。あ、今は旅行でアメリカ来てます!ここに住んでるんですか? 学生ですか?働いてるの?」

上手な日本語で、質問攻めにあう自分。よくしゃべる男だな、とは思ったけれど、悪い人でもなさそうだし、話をしていたら突然、

「先輩! 僕、手相が見れるんですよ! 先輩の手、見せて下さい!」

と自分の手を半ば強引に引っ張る彼。

そして一言、

「先輩、15年後に亡くなります!」

...って、ちょっと!!!

会って間もない見知らぬ台湾人の青年に、死期宣告を受ける自分って、なんなの。しかも、15年後ってちょうど40歳・・・。

まわりにいたオカマ友達は「お前はただじゃ死なない!」って爆笑してたけど(ちなみにそのうちの一人は、彼に100まで生きるって宣告されてた・・・)。

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それから十数年が経ち、気がつけばその「死期宣告」の40歳まで、え、あと3年くらい?!

というわけで、その昔、自分が若かった頃にもやってた、個人の日記みたいなもの、あちこち身体にガタがきたり、未だに小さなことで色々悩んだりしてるけど、健康優良40男子に向けて、またはじめてみようじゃないのよ!ということで、

霧の港の見える街から、愛と勇気とロマンの日々(嘘ばっか)をお送り致します。





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