イタリア - 天国を見たアマルフィ海岸
さて、今回のイタリアの旅で、唯一我が家のN君と、訪れたいと思う場所が一致したのが、アマルフィ海岸である。
だいぶ前に、TBSの「世界遺産」か何かのテレビ番組でその美しい海岸線の映像を見て以来、長い事いつかこの目で見てみたいと思っていたのだが、今回ついにその地を訪れることとなったのである。
洞窟の街マテーラで腹を壊したN君も、翌朝には何事もなかったかのように元気になり(ほっ…)、ホテルで朝食をとったら、アマルフィに向かって出発である。
マテーラの街を出て、車を西へ3時間ほど走らせサレルノの街を越えると、なんとなく空気に潮の香りがしてくる(気のせい)。
日光のいろは坂のような山道を下っていくと、突然目の前に海が開け、右手の崖には水色やピンク色や黄色のパステルカラーの可愛らしい家々が立ち並んでいる。
「きゃ〜! アマルフィだ〜!」
中年のおっさん2人、思わず年甲斐もなく叫んだわよね。
そういえば、その昔、アマルフィを題材にした 織田裕二主演の映画もあったよな・・・ |
その後、間も無くしてアマルフィの街に着いたものの、我々はそこからまた車で20分ほど崖の道を上らねばならない。(なんせ、直前にバタバタと決めた今回の旅行だったものだから、アマルフィの市内の宿はどこも満室だったのよ…。)
レモン畑の側を走る、細い曲がりくねった道を上っていくと、ようやく今回のアマルフィ海岸での拠点、ラヴェッロに到着である。
おっさん2人で来るには、この街は、ちょっとロマンチック過ぎる気もするがね。 結婚式によく使われるらしく、あちこちで美しい花嫁姿を見かけたわ。 |
このテラスからの眺めよ。 N君は、彼が好きな映画「TENET」に出てきた場所ってことで ひとりで大騒ぎ・・・。 昨日、腹壊して寝込んでたのは、どこいったよ。 |
それほど人も多くない、ラヴェッロの街。 確かに、中年のおっさん2人で来るには、美し過ぎるが、 喧騒を離れて静かに過ごせるのは、中年には丁度良い。 |
さて、我らのアマルフィでの目的は、とにかく、ぼーっと過ごすことである。
元々貧乏性の2人なので、旅行となると観光名所、行けるところ全部回らなきゃ、などと欲張り、いつも旅の後には疲れ果てて帰ることになることもしばしば。
今回は、すでにローマ、ドブロブニク、マテーラと大騒ぎして回ってきたので、最後の目的地の前に、この海岸沿いの街で何もせずに、ゆっくり4日間静かに過ごそうじゃないの。
ラヴェッロとアマルフィの街で、食っては飲んで、飲んでは食って、それに疲れたら、プールサイドでぼんやり過ごす。
いっときでも仕事や人間関係などのストレスを忘れ、ただぼんやりと本を読んだり、遠くに見える海岸を見ている時の天国感。
あたしゃ、もうあの世に来ちまったのかしら?などとぼんやり思ったりする。
そんな気分に浸かっていると、
元々貧乏性の2人なので、旅行となると観光名所、行けるところ全部回らなきゃ、などと欲張り、いつも旅の後には疲れ果てて帰ることになることもしばしば。
今回は、すでにローマ、ドブロブニク、マテーラと大騒ぎして回ってきたので、最後の目的地の前に、この海岸沿いの街で何もせずに、ゆっくり4日間静かに過ごそうじゃないの。
泳げればどこでも幸せのN君と 屋外で酒が飲めればどこでも幸せのあたし・・・。 |
ラヴェッロとアマルフィの街で、食っては飲んで、飲んでは食って、それに疲れたら、プールサイドでぼんやり過ごす。
いっときでも仕事や人間関係などのストレスを忘れ、ただぼんやりと本を読んだり、遠くに見える海岸を見ている時の天国感。
あたしゃ、もうあの世に来ちまったのかしら?などとぼんやり思ったりする。
そんな気分に浸かっていると、
「ここから、ポンペイの街そんなに遠くないみたい。カプリ島も、ここから船で行けるって。」
と、スマホで調べたのか、N君がそんなことを言い出す。
とはいえ、我らのアマルフィでの目的は、とにかくぼーっと過ごすことである。
とはいえ、次にここにまた訪れる機会はあるのか、あるいはこれがこの人生で、最後になるかもしれない?
そんなことをひとしきり2人、プールサイドで、言い合った後、結局それらに向かうこととなったのでした(苦笑)。
ヴェスヴィオ山の大噴火で地中に埋もれた街、ポンペイ。 とにかく暑い! (訪れる前にブログに書かれていた Japan SFOさんの旅行記を参考に、要所だけ回りました!) |
カプリ島では、青の洞窟へ。 現地のおっちゃんが漕ぐ小さなボートで、 小さな入り口から入っていくのだが、これが怖い。 入るのに長いこと待たされた割には、こんなもん?といった印象(笑) 洞窟内では、ボートのおっちゃんが 「オー・ソレ・ミオ」を歌ってくれました・・・。 |
コメント
Samuraiさんたち、かなりいろいろなところへ足を延ばされたようでちょっと驚きました。やはり僕達よりずっと若いから体力も気力もまだまだOKなのかもしれませんね!羨ましい限りです。
2023年はどちらへ行かれますか?
またどこかでかぶりそうな気がしますな~(笑)
2023年もSamuraiさんと旦那さんにとって素敵な年になりますように!
今回のイタリア旅行も、SFOさんとDさんの旅行記の情報を色々と参考にさせていただきました。ありがとうございます。
(アマルフィのダウンタウンのちょっと奥まったところにあるレストラン、美味しかったです!)
毎回、旅行先は、あちらこちらとふらふらせずに一箇所でゆっくり、住むように滞在したいと思いながら、ここもあそこも行きたいと欲張ってしまい、結果リラックスするよりも何だか疲れてしまう旅行になってしまっています(苦笑)
今年の夏は、イギリスともう一箇所、ヨーロッパでと考えていますが、Japan SFOさんは今年はどちらに行かれる予定でしょうか。また旅行記も楽しみにしてます!