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11月, 2017の投稿を表示しています

Finally, I can stop dreaming

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ラスベガスからサンフランシスコへ戻る機内で、ネバダの砂漠帯を窓から見下ろしながら、この一週間を振り返っていた。 40歳の誕生日なので、という甘い理由で一週間程休みをもらったものの(有休貯まってんのよっ!)、結局クライアントからメールが矢継ぎ早に入り、なんだかんだでコンピュータに向かって家から仕事をしていたのだが。 それでもその合間に、紅葉の中をハイキングしたり、ナパのワイナリーを周ったり、ずっと行ってみたかった店で食事をしたり(これは当日も色々あったのだが、それについてはまたの機会に・・)、シンフォニーホールでピアノのコンサートを観たり、そしてラスベガスで週末を過ごしたり。 周りの友人達のお陰で本当に素晴らしい40代のスタートを切ることができたのである。 本当に有難いなぁ、とこの一週間に撮った携帯の写真を見返していたら、搭乗前に飲んだ酒が効いてきたのか、思わずほろり。 年々涙腺弱くなるわ! 30代は山あり谷ありだったが、40代もきっと山あり谷ありなんだろうなぁ、とぼんやり思いながらも、なんとかやっていけそうな気もしてきたわよ。 素敵な50代を目指す、中年乙女の愛と勇気のロマンの日々は続くのであった!  (なんのこっちゃ) 誕生日当日は早起きして、 タマルパヤス山とミュアウッズ国定公園をハイキング。 ケンゾーエステートでワインテイスティング。 北カリフォルニアの山火事の難を逃れた葡萄畑。 担当してくれたお兄さんが丁寧に各ワインの説明をしてくれた。 「こうやってワインテイスティングしてワインを買ってくれるのが 山火事復興のサポートです」 とのことで、。 紅葉の美しいナパの街に滞在。  40過ぎてもプールではしゃぐ中年オカマよ。  ついに! でも予約した時間にいったら、「予約が入ってない」と 冷たくあしらわれて、店でひと悶着ありました・・・ 同業のM子ちゃんがせっかく誘ってくれた、 ダニールトリフォノフの「ショパンの夕べ」で 爆睡する中年オカマのあたし。

無限の中の一度

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「みんなで、ラスベガス行こうよ!」 アメリカ人のゲイ友達のE子が、皆で酒場で一杯ひっかけているときに、突然思いついたように言い出した。 最後にラスベガスに行ったのはもう10年以上前で、それ以来行く機会も行きたい気持ちも特に無かったのだけど、確かに皆で行ったら楽しいかもしれない…。 などと思い耽っているうちに、勢いでどんどん話は進んで行き、気がつけばオカマ5人+女子1人の6人で、今ラスベガスに来ている。 「お互いやりたいことをそれぞれやる! 強制参加はなし!」 と事前に決めていたので、カジノに行ったり、バーで酒をひっかけたり、地元に住んでいる友達に会いにいったり、ホテル巡りをしながらいいオトコ探しをしたりと、それぞれやりたいことをしている。 全室スイートのホテルを2部屋横並びで借りて、部屋同士を行き来できるようにしているので、6人居てもお互いストレスを感じずにまったりと過ごせる。 自分はプールサイドで砂漠の太陽の光を浴びながら、酒を片手に読書をすることにした。 今回は仕事を忘れて読書に専念するわ!と決めていたので、出発前にamazonでいくつか本を物色してkindleにダウンロードしておいた訳。 そのうちの一冊は、小松左京の「アメリカの壁」という自分が生まれた1977年(40年前!)に発表された短編で、まるで今のトランプ政権を予言しているようだ、と話題になっているらしく、思わず購入。今、興味深く読んでいるところだ。 今回は「パラッツォ」というホテルに宿泊よ。 ------------------------- それぞれ自由行動といえども、昼は皆でホテルの食べ放題&飲み放題のバフェに行き、夜はちょっとばかりおされをして、ベラッジオの噴水ショーの見えるイタリアンで食事をして、その後はサーカスショーの「O」を鑑賞したりと、ラスベガスらしいこともしている。 今までカジノといったら、せいぜいスロットマシーンでちびちび小銭を減らす程度の遊びしか知らなかったが、今回はテーブルに座って、ルーレットやブラックジャックにも挑戦したわ! 40になっても、初体験なことはまだまだある訳ね。 「オトナの修学旅行だね!」 日本の中学校・高校で英語を教えていたことがる、アメリカ人のN君がつぶやいた。 確かに、こうやって夜中の2時に