霧の港街の静かな元旦 2023

明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

と、松の内もだいぶ過ぎてからのご挨拶になってしまいましたが。

ずっと続いていたカリフォルニアの記録的な大雨も、元旦だけは一旦止まり、久しぶりの美しい青空の下、静かに正月を迎えることができた。

先月の日本への帰省・旅行から戻ってきてからは、睡眠障害(早朝覚醒)もだいぶ良くなってきてはいるものの、それでもN君よりよっぽど早く目が覚めてしまう自分である。

なので、正月も早々とベッドから抜け出して、パジャマのまま、大晦日に買い込んでおいた出来合いのお節を重箱に詰めたりする。

あとは、大してお節に興味のないN君のために、ご飯を炊いて酢飯にして、ニジヤで購入しておいたイクラをどーんと乗せて大葉を刻んで、イクラご飯にしたり、年末に会社の上司からもらった柚子があったので、それをくり抜いて、これまたニジヤで購入しておいたタコの刺身をオリーブ油と直島の塩と黒胡椒で和えたものを、その柚子の”お椀”に盛ったり。

こうやって書き出してみると、なんだか台所で仕事のできる女(オカマ)のようだが、カレーさえも失敗する「エスパー魔美」の魔美ちゃんレベルの自分であるから、味もたかが知れている(そもそも料理とも呼べないようなものですね・・・。)

それでも、文句も言わずに、なんでも美味しいと食べるN君をみていると、自分もその姿勢を見習わなければなぁ、と正月から思う。

ふとすると、あれは嫌い、仕事も嫌い、人間関係も面倒臭い、掃除洗濯はするけれど、できるものなら何もしたくない、などとなんだかいつでもネガティブになりがちな自分であるが、一方で、N君は基本いつでもポジティブである。(年末も車を駐車場の柱にぶつけ、凹ませた時も、やたらポジティブで、その時は流石にイラっとしたわよね・・・。)

何事も、美味しい、嬉しい、楽しい、ありがたいと捉えて生きる人のように、自分も生きたいと思う。

2023年もこのブログを読んでくださっている方も、我が家も我が家の家族も友人も、平穏に毎日笑顔で健康に過ごせますように!

自分も、味の濃い甘いお節料理は
大して好きなわけでもなく、あまり箸が進まないのも事実(苦笑)
(来年は、数の子とか食べたいものだけ選んで買うのでもいいかも)


また2日からは大雨になるとのことで、2023年も正月は散歩をして過ごした。
大晦日の大雨で、サンフランシスコの和食店Rintaroも大変な被害だったようで、
自分も僅かだけど募金に参加したわ。




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