写真
「来週、プロフィール用の写真撮影あるから、必ず申し込んで参加してね」
と、職場のマーケティング担当からメールが入った。
クライアントに提出する提案書や、セミナーでの資料に載せる自分の写真は、もう長いこと古いもの(7、8年前に撮ったやつだわ)を使っていて、若手の同僚に言わせると、こういうのは"詐欺写真”と呼ばれるようなのだ・・・。
"確かに当時はもっと痩せてたし、顔もこんなにたるんでなかったけどさぁ!"
"メンズネットジャパンのフォトメじゃあるまいし(古いオカマ)、別にだましてるわけじゃねーし!”
などと内心思ったものの、
これを機会に(30代のうちに...汗)、一度プロにちゃんと撮ってもらうのもいいかもしれぬ、と撮影に申し込んだ。
--------------
しかし撮影前日は、仕事の激務で数時間しか寝れず。
それでも少しでもたるんだ顔が解消されるようにと、朝っぱらから滅多にやらない顔面マッサージをしてから出社した、往生際の悪いオカマよ・・・。
指定された時間になり、撮影会場となっているオフィスの会議室の一室にスーツジャケットを羽織って向かうと、数人が列をなしていた。
自分の一つ前の若手の男の番になると、その彼はもっと明かりを明るくしろだの何だのと、カメラマンにやたらと長々注文をつけている。
"そんな注文つけて撮ってもらっても、大してかわんねーだろーよ”
"相手はプロなんだから任せておけばいいじゃないのよ”
"おめーは、オカマか!”
などと内心悪態をつきながら、そのやり取りを聞いていた。
さて、自分の番になると、そのカメラマンは、何も言わずとも、ささっとスーツの襟やネクタイを直してくれ、その後、カメラをカシャカシャと数回シャッターをならして、あっさり終了となった。
今撮られた写真は、その場でコンピュータのスクリーンに映し出され、4枚あるうちの1枚を自分で選べるという。
どれどれ、と微かな期待をしないながらも、いそいそとそのコンピュータのスクリーンを覗くと、
そこには---------------------------------
食レポを終えたばかりの------------
顔パンパンの---------------------------
彦麻呂氏が、、、、、、、、、、
4枚並んで微笑んでる?!?!
"って、どれを選べっていうのよぉぉぉぉ!”
”プロならもっと綺麗にとってよぉぉぉぉ!”
などとカメラマンを責めることもできず、
今後はこの彦麻呂写真が使われることとなったのである。
こんなんなら、先の若手の男みたいに、もっと注文つけて明かりで顔のむくみもクマも飛ばしてもらえばよかったよぉ・・・。
------------------
家に帰り、平井堅氏の「写真」を聴きながら、メールで送られてきた完成版の写真を改めて開いてみた。
それにしても、ますます父親に似てきたよなぁと、この彦麻呂写真を見ながらしみじみ思う。
(顔だけじゃなくて、腹回りも似てきたけどね・・・)
そう思ったら、40オカマがぶーぶー言ってるのも往生際が悪い気がしてきて、ちょこっと明るさを調節してLinkedinのプロフィール写真に使ってみたら、そこまで悪くない気もしてきたわ。
と、職場のマーケティング担当からメールが入った。
クライアントに提出する提案書や、セミナーでの資料に載せる自分の写真は、もう長いこと古いもの(7、8年前に撮ったやつだわ)を使っていて、若手の同僚に言わせると、こういうのは"詐欺写真”と呼ばれるようなのだ・・・。
"確かに当時はもっと痩せてたし、顔もこんなにたるんでなかったけどさぁ!"
"メンズネットジャパンのフォトメじゃあるまいし(古いオカマ)、別にだましてるわけじゃねーし!”
などと内心思ったものの、
これを機会に(30代のうちに...汗)、一度プロにちゃんと撮ってもらうのもいいかもしれぬ、と撮影に申し込んだ。
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しかし撮影前日は、仕事の激務で数時間しか寝れず。
それでも少しでもたるんだ顔が解消されるようにと、朝っぱらから滅多にやらない顔面マッサージをしてから出社した、往生際の悪いオカマよ・・・。
指定された時間になり、撮影会場となっているオフィスの会議室の一室にスーツジャケットを羽織って向かうと、数人が列をなしていた。
自分の一つ前の若手の男の番になると、その彼はもっと明かりを明るくしろだの何だのと、カメラマンにやたらと長々注文をつけている。
"そんな注文つけて撮ってもらっても、大してかわんねーだろーよ”
"相手はプロなんだから任せておけばいいじゃないのよ”
"おめーは、オカマか!”
などと内心悪態をつきながら、そのやり取りを聞いていた。
さて、自分の番になると、そのカメラマンは、何も言わずとも、ささっとスーツの襟やネクタイを直してくれ、その後、カメラをカシャカシャと数回シャッターをならして、あっさり終了となった。
今撮られた写真は、その場でコンピュータのスクリーンに映し出され、4枚あるうちの1枚を自分で選べるという。
どれどれ、と微かな期待をしないながらも、いそいそとそのコンピュータのスクリーンを覗くと、
そこには---------------------------------
食レポを終えたばかりの------------
顔パンパンの---------------------------
彦麻呂氏が、、、、、、、、、、
4枚並んで微笑んでる?!?!
"って、どれを選べっていうのよぉぉぉぉ!”
”プロならもっと綺麗にとってよぉぉぉぉ!”
などとカメラマンを責めることもできず、
今後はこの彦麻呂写真が使われることとなったのである。
こんなんなら、先の若手の男みたいに、もっと注文つけて明かりで顔のむくみもクマも飛ばしてもらえばよかったよぉ・・・。
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家に帰り、平井堅氏の「写真」を聴きながら、メールで送られてきた完成版の写真を改めて開いてみた。
それにしても、ますます父親に似てきたよなぁと、この彦麻呂写真を見ながらしみじみ思う。
(顔だけじゃなくて、腹回りも似てきたけどね・・・)
そう思ったら、40オカマがぶーぶー言ってるのも往生際が悪い気がしてきて、ちょこっと明るさを調節してLinkedinのプロフィール写真に使ってみたら、そこまで悪くない気もしてきたわ。
コメント
あー、写真、私のも(「のも」って言うのも何気に失礼ですが)酷いもんです。今年頭に撮った学生証の写真、自分では日本でいい感じにショートカットにしてきて少し自信があったのですが、そこには容赦のない現実がありました・・。もろ40半ばのおばさん(涙)。そう、結局たるみなんですよね、一番歳が嫌儲に現れるのって。大口開けて、『あえいうえおあお』やっても、さっぱり・・。
でもまあ、最近は無理して若作りより、重ねてきた年月・経験がいい感じに現れる年相応の容姿というのがなんとなくブームになりつつあるので、ブームに乗りつつこそっとアンチエイジング頑張ってみます。
ほんとにたるみ、なんですよね~。同い年の芸能人はあんなにすっきりしてるのに、どうしてこうもちがくなっちゃうんでしょね(芸能人と比べるのも、あれですが・・・)
顔面の『ぽりばけつ体操』やっても、『グーチョキパー マッサージ』やっても、効果なしのようです。
自分も40代は年相応をテーマにしつつも、こそっと(笑)アンチエイジング頑張ります!