夏の前の淡い日差しが駅のホームにこぼれてる
いつもなら地下鉄を使って通勤しているのだが、今日は地上を走る路面電車に揺られて会社に向かっている。 早朝から社内のウェブセミナーのようなものがあり、家で会社に行く準備をしながら携帯電話からインターネットにアクセスして参加していたのだが、時間になっても終わらず、しょうがないわねと、携帯にセミナー画面を接続したまま家を出てきたのだが、 「やだ、地下鉄に乗ったら電波が届かなくなるじゃない」 と気づき、敢え無くこの路面電車に乗ったという訳なのだ。 Fラインと呼ばれるこの路面電車は、街中をゆっくり走っていくので通勤には不向きだが、オカマの街カストロからダウンタウン・金融街を通り、海沿いを観光名所のフィッシャーマンズワーフに向かって走るので、旅行客が多い路線である。 昔イタリアのミラノで使われていたという古い車両に揺られながら、夏の前の爽やかな5月の風に吹かれて、青々とした緑の木々を眺めながら通勤するのも、たまには良いでねーの。 列車のベルが響けば そんな強がりも消える~ (C)河合その子 ------------------------ 「母の日なんか送ろうとおもうんだけど、今年は何か欲しいものある?」 と母にメールを送ると、 「ベレー帽かな~。でも花でもなんでもいいよ。」 と返事が来た。 昔から人に贈るプレゼントを選ぶのが苦手で、高校の時に付き合っていた女子に誕生日プレゼントを買うのに悩んだ挙句、学校にもはいていけるような靴下をいくつか贈ったら、露骨に嫌な顔をされた切ない経験もある。 そんなことも知っている母なので、日傘やショール等、自分が選びやすいようなものを毎年指定してくれる。 三越・伊勢丹や高島屋の母の日ギフトのページで"ベレー帽"と検索して探してみるも、母が好きそうなデザインや色のものがない。 色々探してみたが、結局アマゾンで妹と色を相談して春・夏もののベレー帽を2つ購入した。 ------------------------- 平日の朝や週末の時間のあるときに、オカマのY子や同業女子のM子ちゃん、東京のオカマK子と、時々iphoneのフェイスタイムやLINEチャットでお互いの顔を見ながら、電話で話したりする。 髪もボサボサ、メイクもなしのお互いブス顔のまま、他愛ものないこ...